2019.06.05

薬剤師の英語学習について

調剤薬局やドラッグストアで外国人患者、外国人観光客に対して、薬剤師の英語、英会話での接遇の需要が高まっています。必要にかられ、そろそろ英語を勉強しないと!と感じている薬剤師は少なくありません。しかし大学卒業から何年も何十年も経ってしまっていると、いったいどこから手をつけてよいのか途方に暮れそうです。今から中学、高校の基礎からやらないといけないのか…と考えると、そっと現実から目を背けたくなります。現場に多少英語が話せる人がいようものなら、その人に任せてしまえばいいか、などと思ってしまいそうです。

しかしそれでいいのでしょうか。この先、薬剤師のメインお仕事は服薬指導がメインになると予想されています。調剤に関しては、機械化が進んだり、薬剤師以外のピッキングが認められたりと、
薬剤師に求められるスキルが服薬指導にウェイトがかかることは目に見えています。
そのような状況で誰かに頼っていては、薬剤師として生き残りに不安が残ります。
あなただけの強みを持ちましょう。英語が使えれば、あなたはほかの薬剤師よりアドバンテージを得られるでしょう。

実は英会話と言っても、この場合、投薬時やドラッグストアという限られたシチュエーションでの会話です。シチュエーションは限定されていますから、覚えることに限りはある、と考えましょう。
(発想の転換です。野球場の芝刈りをしなくてはいけないのでなく、庭の芝生を刈ればいいと考えましょう)

まず覚えたほうがいいのは、あいさつです。
May I help you? (いらっしゃいませ) 来局、来店時の決まりきった言い回しです。
その後は、調剤薬局でしたら保険証の有無を確認します。
Do you have your Japanese health insurance card?(保険証をお持ちですか?)
ドラッグストアでしたら、症状の確認。
What symptoms do you have.
(どんな症状ですか?)
という会話の始まりになります。
どうですか?出だしがわかれば、そんなに怖いものでもないのではないですか。
この言い回しをあとは増やしていくだけです。

そのために、学ぶべきシチュエーションを整理します。
あいさつ、処方箋受付、保険証の確認、服薬指導、会計、この5つのシチュエーションを学びましょう。
目標のフィールドを細かく区切ることにより、ゴールを小さく設定します。
各項目の勉強は、この「薬剤師のための英会話」サイトで学べます。
音声も合わせて確認すれば、ネイティブの英語にも免疫が出来るはずです。
何も英会話教室などに通う必要はありません。繰り返し覚えていく、家で発声してみるだけでも上達して行きます。
そして、話し出す勇気。恥ずかしがらない勇気が必要です。
語学は場数ともいいます。英語が話せるチャンスが来たらどんどん話してみましょう。
もちろん最初は上手くはいかないと思いますが、その経験があなたのレベルアップに一役買うのです。

誰もやっていない今こそチャンスです。
人知れず英語力を磨いて、20年先も30年先も第一線で働きましょう!

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