薬剤師の理想の職場とは?

薬剤師という職業には、さまざまな悩みがあります。
どのような悩みを抱えているかは、転職理由を調べると見えてきます。

薬剤師の転職理由

出典:薬キャリ

「収入アップのため」

今の会社が大手で上にいくつもポジションがあるのならば、上を目指すということも可能かもしれませんが、ポジションは少ないのが実情ではないでしょうか。
また会社によっては、ワンマン経営者により不当な評価が続いたり、会社の経営が不安定で将来が不透明といった状況もあります。そのようなことをきっかけに転職活動に踏み切る方が多いようです。実はポジションや年収の不満というものは、会社が変わればあっさりと解決する類の問題です。しかし、そのためには様々な会社の情報を知り、いろいろと比較することが欠かせません。

「労働条件の改善」

よくある悩みは、残業時間が長い、有給が取りづらい、一人当たりの処方箋枚数が多い、といったもので、原因は人員不足であることがほとんどです。会社によっては足りない人員は短期的に派遣で補うなど手当てしてくれる職場もありますが、経営方針によっては出来るだけ最少人数で粗利を多く取ろうとする会社も少なくありません。労働条件への取り組みは、経営者の考え方がそのまま反映されるので、そう簡単に変わるものでなく、経営者が変わるか、自分が他社へ移るしかないのが実情です。

「人間関係」

これは薬剤師ならではの特徴的な転職理由です。薬局という閉鎖的な場所では、いやがおうにも人間関係は濃密にならざるを得ません。人間関係の奇妙なところは、善人が報われないということではないでしょうか。性格の悪い人、自己主張の激しい人、身勝手な人に振り回されて精神的に疲弊して転職に踏み切るのは、多くが被害を受けている側の人間です。会社としても相性などで人事をいじることはそうそうできず、対応してくれないところがほとんどです。ドミナント経営で近くに店舗がいくつもあるのでしたら、店舗移動という選択も可能かもしれませんが、そのような環境にない場合、転職を決める大きなきっかけとなります。

「ライフスタイルの変化」

女性の薬剤師の場合、結婚、妊娠、出産、子育てで働き方を変えなくてはいけない方も多く、出産を機に一度退職される方もいます。復帰しても以前のように正社員ではなく、午前のみのパートなどで就労希望される方が大半です。
またご主人の転勤に伴い、引越し先でのお仕事探しが必要となるケースや、親御様の介護により正社員でのフルタイムが難しくなるなど、ライフスタイルの変更は必然的に発生し、転職をせざるを得ないことがあります。

「スキルアップのため」

スキルアップは、調剤薬局の場合、単科クリニック門前から多科目応需の総合病院前の薬局に移り多くの科目を学ぶというのもひとつでしょう。枚数の少ない薬局からたくさん来る薬局に移ることもスキルアップのためといえそうです。
また、このサイトで学んだ英会話を活かせる職場に移るというものもそれにあたります。
今や首都圏・地方関係なく、外国人が多く来店する薬局が増えました。そのような店で英会話のスキルを発揮できれば、あなたは頼りになる存在となることでしょう。英語で新しいキャリアを築きたいのなら、英語を話せる薬剤師を必要としている職場がどこにあるのか調べなくてはいけません。またそのスキルに対し、正当な評価をしてもらえる会社を選ぶことも大事なポイントです。

「薬剤師の転職回数」

薬剤師の転職回数

一般的に薬剤師は、どのくらい転職するものなのでしょうか。
20代から60代の世代の中間、40代を見てみましょう。
40代では平均3回程度転職をしてきているようです。これは先ほど見てきた様々な転職理由によるものでしょうが、まったく転職したことがない人は11%しかいません。一般の職種からすると転職はかなり多いといえます。これまでは薬剤師不足が続き、薬剤師が転職活動で難航するということはあまりありませんでした。しかし今後は薬剤師の売り手市場が続くとは限りませんので、軽い気持ちで安易に転職先を決めてしまうことは、キャリアにとって大きな痛手となります。転職をするのであれば、しっかりと情報収集し、比較検討し、職場の雰囲気や経営者の考え方まで知っておくべきです。
そのためには、転職エージェントを上手に活用することが重要です。ただし転職エージェントは現在、じつにたくさんあり、その中でもしっかりとした情報とサービスを提供している会社を選ぶ必要があります。

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